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期限切れのパスポート、勝手に捨てるはダメ?

ゴミ捨てイラスト アイキャッチ 売る・断捨離

もう使えないから捨てる。え?ちょっと待て!

タンスの引き出しの片隅に眠っていませんか?

期限の切れたパスポートが。私の場合、

かれこれ20年前のパスポートを他の手帳や

写真などとごっちゃに押し込んでいます。

まあ、捨てるタイミングになったら

捨てればいいくらいに考えていましたが、

どうやらそれではマズイのでした。

赤・紺のパスポート

パスポートを申請して高い手数料を払って、

取得したんだから、当然手続きした個人の

ものでしょ?が、率直な考えではないで

しょうか?ところが違うのです。

外務省のホームページから引用します。

『意外に知られていない事実ですが、

パスポートは国の公文書であり、その

所有権は国にあり、名義人にはこれを

所持し、法律の範囲内での使用が

認められることになります。』

いちばんビックリした!

パスポートは国のものなんじゃ

VOID(無効)
VOID(無効)

使わなくなったパスポートは、ごみ箱に

捨てたり、勝手に処分することはでき

ません。パスポートセンターに持参し、

失効処理を行う必要があります。失効

処理をしないと、悪用される可能性が

あるほか、再発行の手続きが複雑になる

こともあります。

これも知らんかったなー

何も知らんヤツじゃのう

2020年2月4日以降に発行されたパスポート

には、住所を自分で記入する欄がなくなり

ました。そのため、パスポートだけでは

銀行口座の開設や契約など、住所確認が

必要な手続きを行う際に、本人確認書類

として認められないケースが増えています。

マイナンバーカードや運転免許証など、

他の本人確認書類を提示する必要があります。

2020年2月4日以前のパスポートは?

一般的に身分証明書として使えるな

古いパスポート

期限切れのパスポートをパスポートセンターに

持参して返納手続きをします。

期限切れのパスポートを返却希望の場合は、

VOID(無効)というスタンプを押されたり、

パンチなどで穴が開けられたりします。

この作業後に返却されたパスポートは

個人で自由に処分できるようになります。

ちょっと考えるシニア男性

失効処理を終えて返却されたパスポートは

個人の自由になります。ただし、気をつけて

置きたいポイントがあります。

黄色バックのハサミ

パスポートは個人情報が満載です。そのまま

燃えるゴミとして捨てるのは危険すぎます。

シュレッダーやハサミなどで徹底的に断裁して

から捨てましょう。

パスポートは自分の歴史を振り返ることの

できる記念品です。大事な思い出として

保管を選ぶ方も多いでしょう。保管に

際しての注意点は2つ。保管場所を忘れ

ないこと&虫食いなどを防ぐことです。

ハワイの海辺の二人

もう一度海外に行ってみたくなった、仲間内で

海外に行こうとなったなど、再びパスポートが

要るようになった場合の手順をお伝えします。

基本的には新規発給と同じです。

  • 一般旅券発給申請書 1通
  • 戸籍謄本(発行日から6ヶ月以内のもの) 1通
  • パスポート用の写真(6ヶ月以内に撮影したもの) 1枚
  • 本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)1~2点
  • 期限切れのパスポート

※本人確認書類はマイナンバーカードや
運転免許証なら1点ですが、健康保険証などは
指定書類の中から2点必要となります。

上記の書類を全部そろえて、住民登録を

している都道府県のパスポート申請窓口で

申請します。

申請から受領までに、通常7日間程度

(土・日・休日を除く)かかります。

※紙で申請した方は一般旅券(パスポート)

引換証(受領証)を窓口で渡されます。

パスポートの「受取予定日」や「受取に

必要なもの」などが記載されています.。

受取場所は、申請書類を提出した

パスポートセンター(出張所・窓口)です。

パスポートは年齢に関係なく、本人しか

受け取ることができません。

  • 一般旅券(パスポート)引換証(受領証)
  •  受付カード(引換証に添付しているもの)
  • 手数料
神奈川沖浪裏
神奈川沖浪裏

2020年2月から発給されているパスポートの

査証欄は、葛飾北斎の「冨岳三十六景」の

24作品採用されています。見開きごとに

異なるデザインを楽しめるだけでなく、

偽変造がされにくくなっています。

紺色のパスポート

パスポートの表紙にはその国の紋章を入れる

ことが国際慣行なのですが、日本には正式な

国章はありません。その代わりとして国を

代表する花のひとつ、菊が選ばれています。

赤色は10年、紺色は5年有効の一般パスポート

ですが、濃い茶色のパスポートもあります。

これは皇族や内閣総理大臣などが公務で

海外に行く時に発行されます。

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