植木鉢がいらなくなったら
捨ててしまうのは簡単なようで、
いろいろ注意点もあります。
なにより「もったいない」の
気持ちが芽生えたりします。
なるべく心がスッキリする
かたちでいらない植木鉢の
処分をお伝えします。
はじめに
我が家で草花を愛するシニア
シニアの方で草花を愛する方は多いでしょう。
家の前や庭先にあふれんばかりに大小様々な
植木鉢を並べられて、通りゆく人たちの目を
楽しませてくれます。めんどくさがりで何も
しない私のような人間でも、きれいに咲き
揃った花には思わず微笑んでしまいます。
植木鉢の世話ができなくなる
しかし、年齢を重ねるにつれて、植木鉢を
世話することが負担になってきます。また
住まいの環境が変わり、植物を育てることが
難しくなるなどの理由から、手放さなければ
ならないケースも生まれます。
植木鉢をできるだけ有用に
ここでは手放さなくてはいけなくなった、
いろいろな理由で不要となった植木鉢の
処分方法を3つお伝えします。せっかくの
植木鉢です、優先順位として、
1.譲る(寄付する)
2.売る
3.捨てる
の順でご案内します。
シニアの私たちは心のどこかに「もったいない」
がありますし、少しでも役立つ方がうれしい
ですからね。
①植木鉢を譲る(寄付する)
地域のコミュニティへ譲る
地域の誰かに譲ることで、あなたの緑の好きな
気持ちが、また別の場所で花開くかもしれません。
地域の人とのつながりも深まることもあります。
譲り先を探す方法
身近な人:
まずは身近な方から声をかけてみましょう。友人、
親戚、ご近所の方など、気軽に声をかけられる
間柄の人がいいですね。
地域のコミュニティ:
町内会や地域のコミュニティセンターやなどに
問い合わせてみましょう。また学校や福祉施設
などに寄付は可能かあたってみましょう。
ネットも活用:
地域のSNSグループや、ジモティーなどの
地域掲示板に投稿してみましょう。
譲る際の注意点
鉢の状態:
鉢に傷や欠けがないか確かめ、状態の
よいものだけを渡しましょう。
鉢の情報:
鉢のサイズや重さ、材質、使用年数などの
情報を伝えて上げましょう。
植物の有無:
植物がついている場合は、種類や状態を
伝えましょう。
受け渡し方法:
直接手渡しするのか、発送するのか、
事前に相談しましょう。
新しいおつきあいの始まりも
譲った相手から感謝の言葉をいただいたり、
育て方について相談されたりなど、新しい
人間関係が生まれるかもしれません。また
地域に役立つことで、喜びも感じられます。
②植木鉢を売る
ジモティー
ジモティーとは:
ジモティーは地域に特化した無料の掲示板で、
近所の人と直接やり取りをして、不用品を
譲り合う仕組みです。
スマホアプリとWebサイトから利用できます。
ジモティーのメリット:
・手数料が無料
・配送料が無料(手渡しの場合)
・大型の植木鉢も譲れる
・不要な植木鉢を無料で譲れる
ジモティーのデメリット:
・売れるまで時間がかかる
・取引相手と直接交渉
・個人間取引でトラブルの場合も
メルカリ
メルカリとは
メルカリは、スマホで手軽に不用品を売買
でき、全国のユーザーと取引可能です。
スマホアプリとWebサイトから利用できます。
メルカリのメリット
・月間利用者数が2,200万人以上
・匿名配送が利用できるので安心
・出品者、購入者の仲介役になる
・手軽に出品できる
メルカリのデメリット
・販売手数料として10%取られる
・梱包・発送の手間がかかる
・値下げ交渉を受ける場合がある
ジモティー・メルカリで売る際のポイント
写真撮影:
植木鉢の状態がわかるような写真を複数枚撮影しましょう。
商品説明:
植木鉢の種類、サイズ、状態などを詳しく記載しましょう。
価格設定:
相場を調べて、適正な価格を設定しましょう。
高く売れる植木鉢は少ない
ジモティーやメルカリの他にリサイクル
ショップなどにも売ることは可能です。
ただし、高値買取が期待できる植木鉢は
作家ものや古美術品としての価値がある
ものです。また珍しいデザインや高価な
素材のものも高く売れる可能性があります。
反対に一般的な量産品はあまり高値が
つきません。
③植木鉢を捨てる
自治体のゴミの分別ルール
自治体によって、ゴミの分別ルールは
異なります。素焼き・プラスティック製・
金属製・木製など植木鉢の素材によって
ゴミの出し方は変わります。事前に
自治体のルールを確認しましょう。
粗大ゴミの処理方法
大きな植木鉢は粗大ゴミとして処理する
ことができます。事前に申し込みが必要な
場合が多いので、自治体のホームページ
などで確認しましょう。
植木鉢の土を捨てる
植木鉢の土は植木鉢といっしょに処分する
ことはできません。分別した後で処分する
ことになります。
庭にまく場合
自宅に庭がある場合は植木鉢の土をまく
ことができます。費用もかかりません。
ただし、土に病害虫や雑草の種が含まれ
ている場合もあるので注意が必要です。
ゴミとして出す場合
自治体によって、処分できる量や方法が
異なるので事前に確認を取りましょう。
土の量が多い場合は、何度もゴミ出しを
しなければならない場合もあります。
土を公園や河原などに捨てるのは違法
たとえ少量であっても、公園や河原などに
捨てるのは違法となります。5年以下の懲役
もしくは1,000万円以下の罰金、または
この併科となります。
不用品回収業者ならそのまま渡せる
植木鉢と植物や土と分別し、さらに個々の
処理は手間と時間を要します。大量に植木
鉢があればなおさらです。不用品回収業者
に依頼すれば、植木鉢ごと処分してくれます。
おわりに
いままで生活にうるおいを与えてくれた
植木鉢です、譲る、売る、捨てるの順で
処分方法を簡潔にまとめてみました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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